解約・違約金

家具・家電レンタルを途中でやめると何を請求される?中途解約費用の仕組み

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家具・家電のレンタルを検討するとき、月額料金や総額は調べる人が多いはずです。一方で「途中でやめたら何を請求されるか」までは、調べていないこともよくあります。

この記事は損得の分岐点ではなく、中途解約のときに何が請求されるかという一点に絞って整理します。利用月数と総額の損得計算は、別記事「家具・家電のレンタルは何ヶ月使うと買うより高くなる?損得の計算手順」で扱っています。

なお当サイトはまだどのサービスも契約していません。以下は各社の公式規約を実際に開いて確認した内容の整理であり、体験談ではありません。特定の会社が他社より有利・不利かを判定するものでもありません。

中途解約費用の3つの型

各社の規約を確認すると、中途解約時の費用の決まり方には大きく3つの型があります。

1つ目は、残りの契約期間分の料金をまとめて請求する型です。subsclifeの規約は、解約時に「残りの契約期間分の月額利用料の総額」を中途解約手数料として請求すると定めています。

2つ目は、利用した月数に応じて手数料が変わる型です。CLASの「配送0円プラン」は、利用12ヶ月目未満で返却する場合に往復送料の未払い分と同額の手数料がかかる規定です。利用期間が長いほど手数料は減り、12ヶ月目以降はかかりません。

3つ目は、手数料そのものがない型です。かして!どっとこむの規約は「レンタル期間中の中途解約におけるご返金はできません」としています。追加の違約金の定めは見当たりませんでした。この型は手数料が発生しない代わりに、払い込み済みの料金は戻りません

(subsclife利用規約第8条第3項、CLAS「CLASのご利用料金」、かして!どっとこむ規約、いずれも2026年9月17日確認)

どの型に当てはまるかはサービスやプランで異なります。契約前に、申し込むプランの解約手数料の計算方法を規約本文で確認する必要があります。

契約期間の起点

中途解約費用は「契約から何ヶ月目か」で決まる規約が多く、その数え始めも重要です。確認した範囲では、いずれも商品の引渡日を起点にしていました。

subsclifeの規約は「引渡日を1日目」とし、そこから24ヶ月を契約期間としています。CLASも「商品をお受け取りになった日」を1ヶ月目の起点としています。

(subsclife利用規約第8条第1項、CLAS「CLASのご利用料金」、2026年9月17日確認)

申込みの日と、商品が実際に届く日にはずれが生じることがあります。「申し込んでから何ヶ月」ではなく「届いてから何ヶ月」で数える規約が多いためです。自分の契約はどちらが起点か、規約本文で確かめる必要があります。

返却の送料・引取費用の負担

返却時の送料や引取費用を誰が払うかも、会社やプランで扱いが分かれます。

subsclifeの規約では、指定の方法で返却する限り「返却費用を当社負担にて配送する」と定められています。会社側の負担が原則です。

CLASはプランによって扱いが違います。送料が月額に含まれるプランは返却時の別途請求がありません。配送手数料を初回にまとめて支払うプランは、返却時にいったん請求されたうえで全額ポイント還元される仕組みです。

(subsclife利用規約第16条第1項、CLAS「CLASのご利用料金」、2026年9月17日確認)

かして!どっとこむの規約には、返却時の送料・引取費用についての明示的な条文が見当たりませんでした。規約に書かれていない項目は、申込み前に問い合わせて確認したほうが安全です。

(かして!どっとこむ規約、2026年9月17日確認)

解約の申し出期限

解約や返却の申し出には期限があり、過ぎると翌月分の料金がかかる規約が一般的です。

subsclifeは「解約日を含む月の前月末日まで」の通知を求めています。実質的に1ヶ月前までの申し出が必要です。かして!どっとこむは「返却の一週間前まで」にお申し出を求めており、subsclifeより短い期間です。

(subsclife利用規約第8条第2項、かして!どっとこむ規約、2026年9月17日確認)

申し出の期限は会社で大きく異なります。「今月中に返せば今月分で終わる」と思い込まず、自分の契約の規約で申し出期限を確認してから連絡する必要があります。

破損・汚損時の負担

借りた家具・家電を壊したり汚したりした場合の負担も、契約前に確認したい項目です。

subsclifeの規約は、軽過失による破損の場合の負担額を定めています。契約金額の50%相当額か、修理代金の70%相当額の、いずれか低い方です。

CLASは「通常利用の範囲内の汚れに対するご請求はありません」としています。一方で、次の利用者へ貸し出せないと判断される汚損・破損は、別途請求の対象になります。キズや焼き焦げ、フレームの変形、広範囲の汚損はその例として挙げられています。一部の商品には、汚損時の追加費用を抑える有料の補償オプションも用意されています。

かして!どっとこむの規約は「商品引渡し後に生じた事故処理にかかる費用を弊社は負担しません」としています。引渡し後の事故にかかる費用は、利用者側の負担になり得る規定です。

(subsclife利用規約第13条第1項、CLAS「補償オプションのご案内」、かして!どっとこむ規約、いずれも2026年9月17日確認)

「通常の使用による傷み」と「請求対象になる汚損・破損」の線引きは、会社で表現が違います。汚損・破損のリスクが高い使い方をする場合、この線引きを申込み前に確認すると安心です。

契約前に確認すべき項目

ここまでの内容を、申込み前のチェック項目としてまとめます。

  • 中途解約費用の計算方法(残り期間の一括請求/利用月数に応じた手数料/手数料なしのどれか)
  • 契約期間の起点(申込日か、商品の引渡日か)
  • 返却時の送料・引取費用は自社負担か、利用者負担か
  • 解約・返却の申し出は何日前(何ヶ月前)までに必要か
  • 破損・汚損した場合、どこまでが「通常利用の範囲」で、どこからが請求対象か

これらは規約のどこに書かれているかが会社でばらばらで、料金ページには載っていないこともあります。申込み前に利用規約の本文まで開いて確認することをおすすめします。

参考にした情報

料金・解約条件は各社で異なり、変更されることもあります。契約前には必ず公式の最新情報をご確認ください。当サイトでは個別のご相談には応じていません。